自動車産業向けにモデル駆動型シックスシグマ設計を サポート
2008年07月28日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、同社の仮想プロトタイピングツール SystemVision™において、モデルドリブンの開発プロセスを用いてコスト効果の高い設計イノベーションを達成するDesign for Six Sigma(以下DFSS)手法をサポートすることを発表しました。
ハードウェアとソフトウェア、アナログ信号とデジタル信号、センサーとアクチュエータなどの要素が複雑に入り組んだ製品に対する開発プロセスは、電気、機械、流体等の設計手法が混在し、効率的な管理が難しいものです。また、同時にDFM(Design for Manufacturing)を最適化するために物理プロトタイピングを使用することは非常に高価で手間と時間がかかります。
こ のような場合、モデル駆動型開発(MDD)とDFSS手法を組み合わせて仮想プロトタイピング、データ収集の自動化、統計解析を用いてMDDプロセスを支 援することにより、生産性と品質の両面で非常に大きな改善がなされます。DFSSは、顧客のニーズを満たす製品を開発すると同時に、欠陥を最小化するアプ ローチとして幅広く受け入れられている手法です。DFSSプロセスにおいては、製品開発プロセスにシックスシグマの原則を適用することで製品が量産に移る 前に品質上の問題となりうる点を解消します。
SystemVisionは、分散型メカトロニック・システムの設計および解析のための仮想ラボとして利用 可能なミックスシグナル、複合領域モデリング/シミュレーション環境を提供し、Minitab, Inc.のMinitab® Statistical Softwareと統合されています。このソフトウェアはユーザの実験計画をサポートし、品質測度をモデル化するためのフレームワークです。これによって ユーザは、SystemVisionの強力なシミュレーションおよび解析のマルチラン機能を用いて数学モデルからのデータ収集を自動化することができま す。
「モ デルドリブン開発をシックシグマと組み合わせて適用することにより、企業は新しいアイデアを評価し、設計コストと製造過程を最適化し、製品をすばやく量産 化することができます。SystemVisionとMinitabの統合によりシックスシグマ実務者および製品開発者は強力に自動化されたソリューション を、パラメータ値や動作条件を変更しながら実行し、最適な値、すなわち最も低価格で最品質になるロバストなシステムを実現できる値を決定することができま す。」Minitab, Inc.のProduct Marketing Manager、Michelle Paret氏はこのように語っています。
SystemVisionは、VHDL-AMS、SPICE、Cなどの業界標準モデリング言語を活用し、グラフィカル設計入力機能、モデリングならびにライブラリ・ツール、最先端シミュレーション技術、強力な波形ビューワおよび波形解析ツールが含まれます。
MDD とは、モデルを用いて要件を指定し、設計を検証し実装を生成する設計に対する1つのアプローチです。このアプローチでは、それぞれの担当者が機能/仕様レ ベル、アーキテクチャ・レベル、あるいは実装レベルなど適切な抽象度でプロセスに関与することができます。また、各レベルでオプションを検討しトレードオ フを実行することが可能で、システム・アーキテクト、システムレベルおよびコンポーネントレベルのエンジニア、シックスシグマ実務者など各担当者間におけ るコミュニケーションのフレームワーク仕組みを提供します。
SystemVisionは、このようなMDDプロセスをサポートするためのフレームワークおよびツールを提供します。設計はモデル階層に従って、機能仕様段階からアーキテクチャ設計段階、そして最も詳細なコンポーネントレベルの実装段階へと管理されます。
「製 品品質に影響を与える要因を調査する上でシステマチックな実験はとても重要です。急激に変化する今日のビジネス界において、企業は短期間に高い歩留まりを 確保し、コストを抑えたロバストな結果を達成しなければなりません。MDDはこれを実現するためのアプローチです。」メンター・グラフィックスの System Modeling & Analysis Busines Unit、DirectorのDarrel Teegardenはこのように述べています。
SystemVisionはあらゆるVHDL/VHDL-AMSジェネリックまたは SPICEパラメータに対し、モンテカルロシミュレーションの値を用いて統計的分布を指定し、結果をポストプロセス(測定結果のヒストグラムを作成、測定 値とパラメトリック値のパラメトリック・プロットの作成等)するユニークな機能を有しています。これによりDFSS開発プロセスで使用されるものなど、必 要な設計パラメータの許容値仕様を事前に開発する重要な機能を提供します。
メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックスは、EDA(Electronic Design Automation)のテクノロジ・リーダーとして、高性能な電子機器を短期間でよりコスト効率よく開発するためのハードウェアおよびソフトウェアのソ リューションを提供しています。ますます複雑化する基板およびチップ設計の世界でエンジニアが直面する様々な設計上の課題を克服するための革新的な製品お よびソリューションを提供します。メンター・グラフィックスは業界で最も幅広いクラス最高の製品ポートフォリオを有し、EDAベンダとして唯一組込みソフ トウェア・ソリューションを持っている企業です。メンター・グラフィックスについての詳しい情報はhttp://www.mentorg.co.jpをご覧ください。
Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。
システム・モデリングについて
本件に関するお問合わせ
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
コーポレート・マーケティング部
E-mail: mktg_mgj@mentor.com
ニュース/プレスリリース
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