Volcano Network Architect (VNA)
Volcano Network Architect(VNA)はCANおよびLIN通信の設計ツールで、システム・エンジニアリングの開発プロセスをサポートします。VNAは、従来の設計プロセスにおけるインテグレーション用途にも適するほか、システム・エンジニアリング・ベースの通信設計プロセスの構築基盤としても最適なスタンドアロンのツールです。VNAは、エンタープライズ環境の通信データベースなど、他のツールにも容易に接続できます。
特長
設計
- シグナル・タイミングの要件に基づき通信マトリクスを自動/手動で作成
- 自動/手動でゲートウェイを定義
- 自動/手動でスケジュール・テーブルを定義
- キャリーオーバーECUの扱いを容易にする固定ノードの定義
接続および全般
- FIBEX XML、LINノード機能ファイル、.dbcをサポートしたインポート/エクスポート機能により、他のツールとも接続可能
- ECUやシグナルなどのバージョンならびにバリアント管理
解析
- ネットワーク設計が個々のシグナルやフレームのタイミング要件を満たしているかどうかを検証
- シグナル・タイミングの情報が利用できない従来のECUをサポートするフレームベース・タイミングを特別にサポート
- 複数のゲートウェイを通過したデータのタイミング解析もエンド・ツー・エンドで実行
- フレームがレシーバまたはトランスミッタで上書きされる場合など、データ損失のリスクを検出
- 通信システム内の一貫性チェック
ハイライト
要件の取り込み
- シグナル、ノード、機能に関する通信要件を保持
通信システム設計の自動化
- シグナルのパッキング
- フレームIDの割り当て
- ゲートウェイ配線
タイミング解析
- 多数のゲートウェイを通過した場合も含め、メッセージの遅延時間を保証
一貫性検査
- 設計プロセスの早い段階でエラーを確実に発見
アーキテクチャの実現可能性を計測
- バスの利用率
- タイミング要件
- キャリーオーバーECUを追加した場合の影響把握
生産性ならびに品質の向上
VNAを利用すると、通信機能の設計およびテスト工程の生産性が向上すると同時に、最終製品の品質も改善されます。
- 上流レベルの要件を設計の初期段階で取り込み可能
- メッセージの遅延時間を保証するタイミング・モデルを搭載
- シグナルをフレームに自動でマッピングし、ネットワークバスを効率的に利用
- フレームのIDを完全にフィルタリングし、CPUの割り込み負荷を軽減
- 特定のECUの割り込み負荷を最小化するシームレスな自動ゲートウェイ処理
これらの特長により、最終的には通信システムの設計堅牢性の向上、最終製品の品質改善、そして設計/テスト工程の効率化を実現します。
LINネットワーク専用の LIN Network Architect(LNA)
- LIN 2.0準拠
- 標準化されたLIN記述ファイルを生成
- 自動/手動でスケジュール・テーブルを生成
- Fibex XMLベースのインポート/エクスポート機能
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