成功事例
上海汽車集団
上海汽車集団
上海汽車集団(SAIC)、Volcano車載ネットワーク設計ツールを採用
2006年1月11日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター)は本日、上海汽車集団(Shanghai Automotive Industries Corporation −SAIC)がメンターのVolcanoネットワーク設計ならびにテストツールをSAIC自社ブランド自動車プラットフォームの車載ネットワーク設計向けに購入したことを発表しました。SAICはVolcano Network Architect(VNA)ならびにVolcano TELLUSテスト・検証ソリューションを使用する予定です。VolcanoはすでにAudi、BMW、Bosch、Visteon、Volvoでも採用されており、SAICは最も新しいユーザーとなります。
メンターのVolcanoソリューションは車載ネットワーク・システム開発をサポートする包括的なネットワークおよびデータ通信設計ツールをSAICに提供します。Volcanoを使用することにより、ネットワーク設計を簡単かつ高い予測性で行うことができ、データ通信を確実にすることにより検証作業を大幅に削減可能となります。これによってネットワークの問題から生じる保証コスト、および変更のためのコストも解消されます。SAICはVolcano TELLUSテスト・検証ツールを車載システム内の通信パラメータの自動検証に利用します。
SAIC Automotive Engineering AcademyのNew Technology Department Vice DirectorであるFei Hao氏は次のように語っています。「メンターの車載ネットワーク設計ツール群Volcanoにより、我々の開発する自動車の多様な通信システムを、新しいプラットフォーム設計から始めるよりも格段に迅速に開発することができます。SAICの設計エンジニアは各自動車の特徴に集中して開発することができ、通信システムの実装はVolcanoツールに任せることができるのです。このツール群は新車の開発と複雑な車載システム導入を同時に行わねばならない SAICのような大きな技術的飛躍を課題とする企業にとって理想的なソリューションです」。
「SAICのような企業との関係を通じ、急速に拡大する中国の自動車市場に洗練されたエレクトロニクス・システムを提供することができ、非常に嬉しく思います。今回の発表はグローバルな自動車産業に貢献するメンターの取り組みの非常に良い例となりました」 と、メンターのSystem Level Engineering Division、General ManagerのSerge Leefは述べています。
Ford Motor Company
Ford Motor Company
FordがCHS電気設計ツールを使った標準化を全世界で実施
2006年10月18日
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:本社東京都品川区、コーポレート・ヴァイス・プレジデント:パトリック・ウィリアムス、以下メンター・グラフィックス)は本日、Ford Motor Companyが車載電装システムの設計にメンター・グラフィックスのCHS フローを使って全世界で標準化を実施する決定を行ったことを発表しました。これによりCHSは、Jaguar®、Land Rover®、Mazda® 、Volvo® ブランドをはじめとするFordグループ全体で利用されることになります。Ford Motor CompanyはCHSの強力な電気システム設計・統合ソフトウェア、ならびにCHSハーネス設計・コスト算出ツール群を配備していきます。
このようにCHSフロー全体を利用することでFordは時間のかかる様々なタスクを自動化し、開発生産性の大幅な向上を図ります。特に、CHSの生産的な設計フローにより部品とシステムの再利用が推進されることにより、まとめ仕入れが可能になり、またルールドリブンかつ構築時に正しさの保証されるシステムにより配線の間違いを解消できるようになります。CHSは独自の配線合成技術により、最新の自動車に必要とされる市場別の複雑な構成に伴う様々なオプションやバリアントを考慮しながら、全ての配線インターコネクトを自動的に構築することが可能です。
Fordではメンター・グラフィックスのハーネス設計およびコスト算出ツールも導入するため、データは設計プロセス全体でスムーズに共有でき、これには大手ハーネス・サプライヤとの連携も含まれています。これによりDesign-for-Manufactureの強化を図れる他、強力な設計変更プロセスもサポートされます。
CHSの根幹を成すのは、電気設計の複雑性という問題を解決するには設計データの管理が鍵であるという考え方です。この複雑性の多くは、前述した膨大な構成に伴う問題から来るものであり、これはFordのみならずあらゆる自動車OEMが直面する課題です。CHSはデータ・セントリックなツール群であり、各ソフトウェア・アプリケーションはCapital Manager™ アプリケーションに含まれる共通のオブジェクト・モデルを中心に構築されています。電気設計フローにおいて各構成間の複雑な関係を把握、対応することにより、CHSはこの複雑性に対する適切な管理を実現します。
「CHSを導入することにより、Ford Motor Companyはこれらの最新技術を積極的に展開しようとしています。現在の自動車において電気システムは非常に影響の大きい側面です。CHSを使った標準化を推進することで、Fordはコスト、信頼性、タイム・トゥ・マーケットの向上を部品番号管理、設計エラーの削減、アーキテクチャ最適化等を通じて達成していく計画です。」メンター・グラフィックスのIntegrated Electrical Systems Division、General ManagerのMartin O'Brienはこのように述べています。
自動車業界向けソリューションとメンター・グラフィックスのツール
システム・モデリング
モデル駆動型アーキテクチャ(MDA)により、ターゲット非依存のアプリケーション・モデルを効果的、かつ実践的に再利用を促します。
メカトロニクス・シミュレーション
アナログ、デジタル、ミックスシグナル・システムの設計と解析のための仮想ラボ環境。
車載ネットワーク
車載ネットワークに特化した、ネットワーク/データ伝送ソリューション。
電装システム設計およびワイヤ・ハーネス設計
統合化されたアプリケーションと強力な設計データ管理によりシームレスなフローを実現します。
AUTOSAR
AUTOSAR (AUTomotive Open System ARchitecture) は、オープンで標準化された自動車ソフトウェア・アーキテクチャで、自動車メーカー、サプライヤ、そしてツール開発者とが共同で開発しています。
流体シミュレーションと熱測定
自動車設計者が車両の内部と外部の両方から性能評価を行えます。
自動車業界関連リソース
AUTOSAR開発とラウンドトリップ・エンジニアリング 信頼性を実現する5つのステップ
本稿では、MathWorksのMATLAB、Simulink、Embedded Coder、そしてメンター・グラフィックスのAUTOSARオーサリングツールであるVolcano Vehicle Systems Architect(VSA)を紹介し、アーキテクチャ設計環境とモデルベース設計環境における情報のやり取りと相互運用性について、5つのステップに分けて解説します。 技術文献を表示
AUTOSAR開発の鍵となるラウンドトリップ・エンジニアリング
AUTOSARは7年の開発期間を経てついに、本格的な生産体制が整いました。AUTOSARベースの開発プロセスでは数々の多彩なツールが利用されており、ツールどうしのスムーズな連携が非常に重要視されています。本稿では、ツールの相互運用性にとってラウンドトリップ・エンジニアリングが必要不可欠な理由について、メンター・グラフィックスとMathWorksが例をまじえてご紹介します。自動車業界に携わるエンジニアにとって、ラウンドトリップ・エンジニアリングは反復型開発プロセスを進めるうえで欠かせない手法となっています。 技術文献を表示