メンター・グラフィックス、RTIと提携しインダストリアルIoT(IIoT)
に向けたセキュアな組込みソリューションを提供

2016年10月14日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、インダストリアルIoT(IIoT)向け組込みミドルウェア業界最大手のReal-Time Innovations(以下RTI)とのパートナーシップを発表しました。メンター・グラフィックスのMentor® Embedded組込みソフトウェアシリーズとRTIのConnext DDS(データ分散サービス)ミドルウェアの組み合わせは、セキュアな分散型組込みシステム構築に向けハードウェアから通信ソフトウェアスタックまでをセキュリティ保護するものであり、産業/医療/航空宇宙分野のアプリケーションに最適です。

OEMやシステムインテグレータは、Mentor Embeddedランタイムプラットフォームと事前統合されたRTI Connext DDSを導入することで、性能と安全性、セキュリティを確保したリアルタイム組込みシステムを、少ないコストとリスク、短いTime-To-Marketで開発できるようになります。

「IIoTの登場は、ほぼすべての業界に非常に大きな価値をもたらすでしょう。IIoTを取り巻く課題に対処するには、エンドツーエンドのセキュアな接続ネットワークが必要となりますが、複数の技術を1つにまとめるのは大きなチャレンジです。複数のベンダが提供する製品を統合させたエコシステムがあれば、リスクを大幅に低減したIIoT開発プロジェクトを加速できます。」RTI、CEO、Stan Schneider氏は、上記のように述べています。

標準に準拠し優れた柔軟性を持つMentor EmbeddedとRTIの統合ソリューションは、最先端のマルチコアランタイムプラットフォームをサポートします。SoC開発向けの包括的なヘテロジニアスマルチコアフレームワークを業界で初めて提供したメンター・グラフィックスは、今回のRTIとの連携により、分散型ヘテロジニアスシステムにおけるリアルタイム通信を、イーサネット、ワイヤレス、共有メモリ、シリアル接続などの物理接続に依存せずに実現します。この結果、メンター・グラフィックスの顧客は、IIoT組込み開発プロジェクトで重要となる、統合型分散業務システムのコンポーネント間におけるセキュアなデータ共有という課題を克服したことになります。

「IIoT市場にとって何よりも重要となるのは、分散型システムのリアルタイム通信におけるセキュリティです。メンター・グラフィックスが誇る広範な組込み技術とRTIのDDSミドルウェアとを組み合わせたことで、信頼性とセキュリティを確保したリアルタイムシステム通信が可能になりました。メンター・グラフィックスは、ヘテロジニアスマルチコアとセキュリティの分野で築いてきた専門知識を活かし、今日のIIoT開発に求められる理想的な組込みソリューションを提供していきます。」メンター・グラフィックス、Platform Business Unit、General Manager、Scot Morrisonは、上記のように述べています。

製品のサポートと提供時期
RTI Connext DDSはMentor Embeddedのランタイム製品および各種ツールに対応しています。例えば、Connext DDS ProfessionalはMentor Embedded Linux®をサポートし、Connext DDS MicroはNucleus® RTOSをサポートしています。両社は関係をより深め、Connext DDS SecureとMentor Embeddedの統合も計画しているほか、安全性認証が必要なシステムの分野に向けてNucleus SafetyCertとConnext DDS Certの連携も予定しています。

Mentor EmbeddedとRTI Connext DDSソリューションの統合について詳しくは、Webサイト[英語]をご覧ください。2016年10月25日から27日までの日程で米国サンタクララにおいて開催されるARM TechConでは、本ソリューションの製品デモンストレーションを展示します(小間番号: 606)。また、2016年11月2日(米国時間)にはWebセミナー「Industrial IoT: Scaling Systems Reliably and Securely(インダストリアルIoT: システムの信頼性とセキュリティを高めるには)」を予定しています。

メンター・グラフィックスの組込みシステム事業部について
メンター・グラフィックスの組込みシステム事業部は、自動車、産業機器、スマートエネルギー、医療機器、家電を含むさまざまな用途の組込み製品開発を支援しています。商用利用およびカスタマイズ可能なLinuxベースのソリューションとして業界をリードするSourcery CodeBenchとMentor Embedded Linuxは、最新のプロセッサやマイクロコントローラを搭載した組込みシステムの開発を支援します。Nucleus RTOSの小さなフットプリントとローパワー設計は、リアルタイム制御システムの開発に大きなメリットをもたらします。詳しい情報は、www.mentorg.co.jp/embeddedをご覧ください。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、昨年度売上高としておよそ11.8億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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