タワージャズ、メンター・グラフィックスの
Calibre Auto-Waiversを導入し
テープアウトのサイクルタイムを短縮

2015年05月22日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、スペシャルティファウンドリのタワージャズが顧客の設計に組み込まれたIPのファウンドリルールチェックにCalibre® Auto-Waivers™の疑似エラー管理プロセスを採用したことを発表しました。疑似エラーを自動的に認識して除去するCalibre Auto-Waiversの機能によってデザインルール違反のチェックにかかる時間と労力を大幅に省き、テープアウトまでの期間短縮を図るとともに、歩留まりに影響を与える真のデザインルール違反の見逃しを防ぎます。メンター・グラフィックスとタワージャズは、米国カリフォルニア州サンフランシスコで2015年6月7日から6月11日まで開催される第52回Design Automation Conference(DAC 2015)のメンター・グラフィックスのブースにおいて同製品を応用したデモを展示します。

ファウンドリは、製造を依頼するすべての設計会社に一連のデザインルールを課しています。多くの場合、IPサプライヤとファウンドリの間では、特定のIPブロックに対してDRCから除外すべきエラー(疑似エラー)を定めています。こうした疑似エラーは、設計段階のIPを対象として定める場合と、デザインルールが途中で変更されたためにルール違反になってしまうシリコン実証済みIPを対象として定める場合があります。

疑似エラーを定義されたIPをサプライヤから供給された顧客がそのIPブロックを設計に組み込んでDRCツールを実行すると、DRCツールは疑似エラーもルール違反とみなしてしまいます。その結果、すべてのエラーを確認してファウンドリにエラー除去を依頼することになるため、余分な時間と労力を要するストレスのかかる事態に陥ります。また、設計企業とファウンドリとの間でルールを変更する、もしくは除外することを既に合意していることもあります。Calibre Auto-Waiversはこうした問題すべてに対処します。タワージャズでは、製造用のGDS(グラフィックデータシステム)ファイルを受け取ると、マスク製造前にDRCを実行します。その際にCalibre Auto-Waiversの疑似エラー除外フローを適用しておくことで合意済みの疑似エラーがすべて除外されるため、解決しなければならない真のデザインルール違反の解消にのみ専念できます。

「タワージャズは新しい市場や地域への事業拡大を図っており、柔軟性と品質を維持しつつテープアウトのサイクルタイムを最短化することは大きな課題です。Calibre Auto-Waiversを導入することによって、顧客の設計に組み込まれたIPに含まれる疑似エラーと顧客固有のルールに正しく迅速に対応でき、テープアウトの遅れに悩まされることもなくなりました。」タワージャズ、VLSI Design Center and Design Enablement、Vice President、Ori Galzur氏は、上記のように語っています。

Calibre Auto-Waiversは、Calibre nmDRC™を補完するツールです。ファウンドリの定める標準Calibre DRCデザインキットに加えて、IPライブラリに含まれる疑似エラー情報を参照しながら自動疑似エラー管理を実行します。疑似エラー情報に基づいて、該当するルールのチェック方法とエリアを自動的に変更するというCalibreのアプローチは、所定のプロセスノードとルールファイルを対象とした認証の一環として、ファウンドリから認定を受けています。Calibreの疑似エラー除外メカニズムは、階層内のどこでどのように疑似エラーが発生したかにかかわらず、すべてをDRC出力から自動的に正しく除去します。また、除去した疑似エラーの一覧をレポートにまとめ、設計者の要請に応じて提出することも、監査証跡(オーディットトレイル)として提供することも可能です。

「厳格なサインオフチェックを維持しつつ、合意済みの疑似エラーを確認するという無駄な時間を省くCalibre Auto-Waiversは、高い支持を得ています。タワージャズはこのソリューションによって、柔軟性の確保とゴールデンサインオフ品質の両方を達成しました。」メンター・グラフィックス、Calibre Design Solutions Marketing、Michael Buehler-Garciaは、上記のように述べています。

メンター・グラフィックスとタワージャズは、DAC 2015のメンター・グラフィックスのブース(小間番号1432)にてCaliber Auto-Waivers適用に関する共同セッションを予定しています(6月10日14:00~)。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ12.4億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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