メンター・グラフィックス、GLOBALFOUNDRIESと協業し、
22FDXプラットフォーム向けリファレンスフローとPDKを提供

2015年11月10日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、GLOBALFOUNDRIESの最新22FDXプラットフォームリファレンスフローにおけるRealTime Designer™ RTL物理合成ソリューション、Olympus-SoC™配置配線システムを含むメンター・グラフィックスのRTL to GDSプラットフォームの認証に向けて、同社と協業していることを発表しました。メンター・グラフィックスとGLOBALFOUNDRIESの両社は、22FDXプラットフォーム向けPDK(プロセスデザインキット)も共同開発しています。このPDKは、22FDX向けにCalibre®プラットフォームが提供する、DRC(デザインルールチェック)、LVS(レイアウト対回路図比較検証)、メタルフィルなどの各種ソリューションをサポートし、22FDX技術を適用して製造するデザインのパワーや性能、リークを管理し、最適化を図ります。

「GLOBALFOUNDRIESは、メンター・グラフィックス製品を使用する顧客が22FDXプラットフォームの利点を最大限引き出せるように、メンター・グラフィックスと緊密に連携しています。実装フローと設計検証においてメンター・グラフィックスのツールが認証されれば、設計者は最適なパワー、性能、コストのバランスを実現できるようになるでしょう。」GLOBALFOUNDRIES、Business Development、Vice President、Pankaj Mayor氏は、上記のように語っています。

RealTime Designerは、ハイキャパシティ、高速ランタイム、高いQoR(結果品質)、フロアプランニング機能の統合といった、先端技術を用いた設計フローにおけるニーズに応えます。特に22FDXでは、UPF(Unified Power Format)ベースのマルチVDDサポート、マルチVt最適化、リーク/ダイナミックパワー解析および最適化に加え、独自のRTLレベルフロアプランニング技術でQoRとランタイムを改善します。Olympus-SoCは、先端技術で発生する性能やキャパシティ、Time-to-Market、パワー、ばらつきの課題を包括的に解決します。22FDX向けの機能として、ローパワー設計のためのマルチVDDフロー、コンカレントMCMM(マルチコーナーマルチモード)タイミング/パワー最適化、フォワードバイアス/リバースバイアス対応、ノイズ削減のためのパワーメッシュDCAPセル挿入をサポートしています。

「メンター・グラフィックスとGLOBALFOUNDRIESは、協業を通じて、携帯、ワイヤレス、ネットワーク、グラフィックス製品に搭載する非常に複雑なチップを設計している顧客に向けて、22FDXプラットフォームの先端デジタル実装フローを提供できるようになりました。」メンター・グラフィックス、IC Implementation Group、General Manager、Pravin Madhaniは、上記のように述べています。

Calibre nmDRC™、Calibre nmLVS™、Calibre YieldEnhancerは、22FDX PDKで使用可能な検証機能を提供します。Calibre nmDRC、Calibre nmLVSは、コアとなるDRC、LVS検証機能を提供します。SmartFill機能を備えたCalibre YieldEnhancerは、インテリジェントな自動フィルでフィル形状を最適に配分、配置して平坦性と密度の要件を満たし、フィル後のタイミング変化を最小限に抑えます。

次期22FDX PDKリリースには、GLOBALFOUNDRIES独自のDFM機能を含める予定です。業界をリードするGLOBALFOUNDRIESのDRC+、MAS(製造解析およびスコアリング)、YES(Yield Enhancement Services)デザインキットは、すべてCalibreプラットフォームをベースとしており、22FDXプロセス技術における設計スタイルの製造への影響解析を支援します。DRC+メソドロジは、Calibre Pattern Matchingの高速パターンマッチング機能を使用してリソグラフで問題のあるパターンを特定し、Calibre nmDRCで問題パターンの発生する箇所に厳しい設計制約を実行します。MASおよびYESメソドロジは製造ばらつきを低減します。MASは、Calibre YieldAnalyzerのDFMスコアリング機能を用いて全レイヤのIPブロックおよびSoCのスコアリングを行います。YESサービスでは、GLOBALFOUNDRIESのエンジニアがCalibre YieldEnhancerのレイアウト修正機能を使用してエッジやビアの配置を変更し、レイアウトの堅牢性を改善します。

「GLOBALFOUNDRIESは、Calibreがもたらす最先端の解析/検証機能を22FDXプラットフォームに導入することにより、製品の堅牢性実現に必要なツールを設計者に提供します。これにより設計者は高品質のデザインを製造に引き渡し、迅速な製造立ち上げにつなげられます。」メンター・グラフィックス、Design to Silicon Division、Vice Pesident、Joseph Sawickiは、上記のように述べています。

メンター・グラフィックスとGLOBALFOUNDRIESは、Calibre xACT™およびCalibre PERC™の先端抽出、信頼性検証サインオフ機能のサポートでも協力を進めています。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ12.4億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、http://www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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E-mail: yuri_ellison@mentor.com