FloTHERM XT

コンセプト設計から製造に至るすべての段階に対応したCADベースの熱CFD(数値流体力学)ソリューション

技術仕様

FloTHERMからは電子冷却機能、そしてFloEFDからはコンカレントCFDテクノロジの遺伝子を受け継いだFloTHERM XTは、複雑な電子システムの設計問題を解決する機能と性能を備え、熱の専門家と機械設計エンジニアの双方にまったく新しい機能を提供しています。

従来の汎用シミュレータに比べて設計プロセスの所要時間を大幅に短縮することができ、エンジニアと熱設計スペシャリストが最適なソリューションに迅速かつ効果的に到達することが可能です。

 FloTHERM XT
データシート[英語] (PDF、5MB)
 

複雑な電子システムに特化した電子機器冷却設計ソフトウェア

FloTHERM XTは、すべての産業分野の電子機器冷却アプリケーションを対象にしたFloTHERM製品スイートに重要な機能を追加しました。FloTHERM XT 2.2には強力な過渡解析ソリューション機能とジュール発熱解析機能があり、複雑な電子システム、PCB、とハイパワーデバイスの発熱効果を現実的にシミュレーションすることができます。FloTHERM XTはElectronicsモジュールによりFloTHERMとFloEFDを補完しています。

 

CAD中心のユーザインタフェース、ジオメトリエンジンと制御機能

FloTHERM XTの特長にはジオメトリエンジンと制御機能のほかにCAD中心のユーザインタフェースがあります。これらの特長に加えて、習得期間が短くて済むことから、任意の角度を持った形状や複雑な形状に取り組むとしても、短期間で生産性を上げることができます。

 

SmartPart and Library機能

一般的なほとんどのコンポーネントのサーマルモデルを迅速かつ高精度に作成することができます。FloTHERM XTは非直交座標系形状を持つ標準からはずれたフォームファクタを扱うことができ、ばらばらで統一性がなかったり曲線形状を持つ新規ヒートシンク設計に対応することができます。斜めに取り付けられたPCBやラジアルブロワ、PCM(相変化材)をサポートすることもできます。

 

MCADのサポート

CADと連携をサポートしており、設計作業期間中であっても、SmartPartから常に最新のモデル形状を取り込むことができます。このため、FloTHERM XTのSmartPartで作成したデータであっても、MCAD(メカニカルCAD)システムからインポートしたデータであっても、常に、最新の一貫したデータを使うことができます。FloTHERM XTはすべての主要なMCADシステムと直接インタフェースを取ることができ、すべての中立的なファイルフォーマットをサポートしています。

 

EDAとの統合

FloEDA Bridgeモジュールを使うと、直感的で使いやすい、双方向インタフェースでメンター・グラフィックスのXpeditionに直接アクセスすることができます。また、強力なODB++を介して、ケイデンス・デザイン・システムズ、図研、アルティウムの各社のツールとインタフェースを取り、既存のEDAデータを活用して時間を短縮することができます。基板と部品のレイアウトをインポートし、FloTHERM XTに取り込む前に位置、サイズ、向き、形状、モデリングレベルを簡単に修正できます。さらに、PCBの銅はくの配置とトレースを3Dで詳細に表現します。これは、これは、高精細のソリューションや、基板上のクリティカルデバイスにジュール発熱効果を用いた高電力アプリケーションの設計においてはとりわけ重要です。つまり、設計時間を短縮し、エラーを最小限に抑え、進化する基板設計の最新データに合わせてシミュレーションモデルを更新し続けることができます。

 

FloTHERM、FloTHERM PCB、FloTHERM PACKからのデータのインポート

FloTHERM XTはシステム全体でも、プロジェクトベースでもPDMLインポートすることができ、FloTHERM、FloTHERM PCB、FloTHERM PACKからデータをインポートすることができます。

製品情報リクエスト