メンター・グラフィックス、最新版のFloEFDを発表、
CFDソリューションの生産性と精度を強化

2015年12月18日

 最新バージョンのFloEFDは、1クリックで複数レベルの均質なメッシュをモデルの本体や表面の周りに作成し、望み通りのメッシュを簡単かつ効率よく作れます。
最新バージョンのFloEFDは、1クリックで複数レベルの均質なメッシュをモデルの本体や表面の周りに作成し、望み通りのメッシュを簡単かつ効率よく作れます。
メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、汎用フロントローディングCFD(数値流体力学)ソリューションとして業界をリードするFloEFD™の最新リリースがさらなる生産性と精度を達成したことを発表しました。最新バージョンに追加された機能には、メッシュ処理の向上、過渡ソルバの改良、堅牢なEDAインタフェース、ストレス解析に向けたAbaqus FEA(有限要素解析)ソフトウェアへのインタフェースなどがあります。自動車、航空宇宙、エレクトロニクス市場に携わる技術者に、精度と生産性の向上という直接的なメリットをもたらします。

最新バージョンに追加された新機能により、メッシュ作業に費やされてきた時間と手間が最小化されます。FloEFDは指定されたサイズのギャップを自動的に埋め、すき間のないモデルを迅速に作成できるため、元となるジオメトリを調整する時間と手間を省きます。また、新しい等距離リファインメント機能によって、1クリックで複数レベルの均質なメッシュをモデルの本体や表面の周りに作成します。さらに、メッシュのプレビューツールを使って希望通りのメッシュを視覚的にも短時間で簡単に完成できます。

「FloEFDの最新版でメッシュ設定の定義が改良され、当研究所で実行している外部空気力学シミュレーションは特に助かっています。いくつものレイヤにわたるリファインメントを定義し、セルサイズを設定できるほか、基本的なジオメトリオブジェクトに基づいて局所領域を定義できる機能のおかげで、正確なメッシュ設定を定義するためにこれまで費やしていた時間を節約できるようになりました。メッシュのプレビューやメッシュ品質を解析する機能といった他の改良点も、高品質なメッシュ設定をさらに速く正確に実行するために役立ちます。」米カンザス州のウィチタ州立大学に設置されているNational Institute for Aviation ResearchのCrash Dynamics and Computational Mechanics LaboratoryにおいてSenior Research Scientist and Directorを務めるGeraldo Olivares博士は、上記のように述べています。

最新バージョンのFloEFDにはこのほかに、以下の機能が含まれています。

  • 過渡ソルバの大幅な改良により、過渡アプリケーションの高速処理に加えて、タンクの充填/排出や水撃音を計算するような圧力負荷の高いタスクの精度が向上するため、現実的な状況をモデル化できる範囲を拡大
  • 強力なEDAインタフェースが、プリント基板(PCB)を手作業で作成する必要性を排除。銅はくトレースやビアといったジオメトリのEDAデータをインポートでき、Xpedition®(CCまたはCCE)、IDF、ODB++などのPCB設計データ形式のインタフェースをサポート
  • 自動車向け照明などのように複雑なスペクトル特性を持つ材料が使われている場合に、波長および温度に依存する屈折率によって光とふく射の解析精度を向上
  • 高精度なふく射モデリングに使われる光線の視覚化機能を使って、光源がシステムに与える影響をさらに詳しく理解できるため、オーバーヒートの原因究明と解決策の提案を迅速化
  • さまざまな角度からの視点が要求されるエンジニアリングタスクに対応するために、FloEFDはマルチディシプリン型の解析をサポートし、圧力および熱負荷をAbaqusにエクスポートして詳細なストレス解析を実行可能
  • Calculation Managerが、現在実行中およびキュー内も含めたすべてのプロジェクトを表示するため、現在のプロジェクトの進行状況をより的確に把握し、現在実行中のすべての計算処理を簡単に制御可能

FloEFDはスタンドアロン製品としても、またはPTC Creo、CATIA V5、シーメンスのNXをはじめとする主要メカニカルCADプラットフォームをサポートするプラグインツールとしても利用可能です。

「メンター・グラフィックスは、流体フローおよび熱伝達シミュレーションの課題解決のための最先端技術を顧客に提供するために日夜努力しています。最新バージョンのFloEFDは、機能強化により精度と生産性の大幅な向上を実現します。市場をリードするFloEFDは、顧客が製品品質と信頼性をさらに向上させるとともに、Time-to-Marketの短縮によって競争力を高められるよう支援します。」メンター・グラフィックス、Mechanical Analysis Division、General Manager、Roland Feldhinkelは、上記のように述べています。

メンター・グラフィックスについて
メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティングサービス、受賞歴を誇るサポートサービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバルリーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ12.4億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

 

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メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
マーケティング部
エリソン 有理
E-mail: yuri_ellison@mentor.com